Ghost like girlfriend

TestifyColumn

2018.7.25.PM27:34

 

今日7月25日は2nd mini album「WITNESS」の発売日。
待ち焦がれに焦がれた念願の日で。
もう一つ、個人的な話をすると誕生日でもあって、24歳になった。
無事に歳も重ねられて、もはや夢だったアルバムリリースも叶って、我ながら特別な1日だった。

そんな特別な今日に何をしたかと言えば。
昼前に起きてシャワーを浴びて、着替えてタワーレコード新宿・池袋店・渋谷店に行って普通にお客さんとして自分のCDを買い、ホームセンターでインシュレーター用のレンガを探して帰宅、そして部屋の模様替えを今までやっていた。

まるで老後。隠居。休日。優雅。自由。


本当にアルバムリリース日なのか?というような過ごし方をしていたけど、胸はもうこの上なくずっといっぱいだった。
普通の日常を過ごしているけど何せ一つの夢を叶えた後だ、本当に幸せだった。

今日行ってきたタワーレコードの3店舗共、展開をしてくれていて凄く嬉しかった。
渋谷店と池袋店は応援したいと言ってくれて、2ヶ月前から前作「WEAKNESS」の展開を1年越しに改めてやってくれたり、本当にお世話になっている。

俺が20歳とか、まだ弾き語りのライブを沢山やっていた頃に観に来てくれていたお客さんの中に、当時タワーレコードの渋谷店で働いている子がいた。
あるライブの後に話していると、今度自分の好きなバンドが出す初めてのCDのポップを書いたり展開作りに携わるんですと嬉しそうに話してくれた。
それから少しして渋谷店に立ち寄った時に、そのバンドの煌びやかなポップやその中の熱量ありあまる紹介文を見て羨ましくなった事があった。
それから3年経った昨年、自分もGhost like girlfriendとして初めてのCDを出した時、信じられないくらいの大きな展開を作ってもらった。
知名度も政治力もないこの状態で、他のミュージシャンより大きなそれを見た時、本当に驚きと感動のあまり震えてしまった。

知名度も政治力もないという事は、つまり売れる保証もないという事で。
何の後ろ盾もない者の音楽を聴いて、何もないところから「凄く好きだ」という愛情と、「これは絶対誰もが気に入ってくれる」という自信を抱いてくれた上で、きっと大なり小なり勇気を持ってプレゼンしたりしてくれた先にCDショップの展開は出来上がっているんだと身を以って知った。
何もない場所から決断を下すのに勇気がいる事も知っている。
今これを読んでくれている方も分かるはずだ。

今配布中のフリーステッカーやセルフライナーノーツを掲載したフリーペーパーは自分から発案した。
わがままを快く引き受けて下さったお店の方々には凄く感謝している。
まだGhost like girlfriendを知らない人に知ってもらいたいし、もう知っているし何ならCDも持っているという方に喜んでもらいながらも、お店の展開を見てもらうきっかけになればと思って作らせてもらった。

今作は自分と同じくらいの熱量を持ってくれている色んな方に出会い、その方々の力を沢山借りた。
そのおかげでCD、Music Video、ストリーミングサービス、ラジオ、ディスクレビュー、コラムと色んな窓口から楽しんでもらえる作品にしてもらった。

例えば、ストリーミングが段々主流になっていく一方でCDが衰退しているとか言う。
新しい何かが大きくなってきた時、それまでそこにいた別の何かが場所を取られてしぼんでいく。

只、そういう時代の流れとか関係なく、これから始まると言われている場所にも、これから終わると言われている場所にも、自分の音楽を応援してくれている人が居てくれている事を知った。
広めてくれようとして力や知恵、時間や勇気を使ってくれた方々の気持ちや、作ってくれたものを無駄にはしたくないし、一人でも沢山の人に触れて欲しい。
今回CDショップの為に何が出来るかと考えてアイデアが浮かんだから提案して採用してもらった。
ラジオや雑誌といった、空間じゃないものに対してどうすれば良いかが、情けない話分からなくて告知や感想を発信するしか出来なかった。
でもこれから、例えば出演する事で何かに貢献出来るならどこへでも駆けつけるし、何か一緒に出来る事があれば沢山頑張りたい。

知って欲しいという気持ちを色んな方に自分と同じくらい強く持ってもらえて嬉しかったし、そんな方々に作ってもらった全てのきっかけに意味や意義を作りたい。
だからCDは売れて欲しいし、ストリーミングやラジオも聴いて欲しいし、ビデオも観て欲しいし、レビューやコラムも目を通して欲しい。
無理難題に見えるかもしれないけど、もっと沢山の人に知ってもらえたり好きになってもらえたりすれば叶う気がしているから、叶える為にも引き続き出来る事は全部よろうと思う。

聴いてもらうきっかけを作ってくれるお店や媒体の方も、元はといえば一リスナーとして気に入ってくれた人な訳で。
自分の音楽を聴いてくれている人から、本当に沢山の愛情をもらっているなと思う事が日に日に増えている。
それがとても嬉しいからもっと聴いて欲しいし、おこがましい話、恩返しに少しでもなればという思いからこれからも沢山曲を書いていこうと思う。

思えばこれまで自分の事しか曲にしていない。
だから人からすれば紛れもなく他人事な曲しかなくて。
そんな曲に自分を重ね合わせてくれたり、ましてや好きだと言ってくれるだなんて、どう考えても寄り添ってもらってばかりだし、元気をもらってばかりでしかない。
返すつもりでした事で結局また受け取ったりと、どうすれば良いか分かるまで時間がかかりそうだけど、いつか必ず返せるようにも考えては試すように頑張る。

1年2ヶ月ぶりの新作「WITNESS」。
本当に大事に作って、今後も大切に聴き続けるアルバムになったなと度々思う。
沢山作ってもらったきっかけから思い思いに楽しんでもらえると嬉しい。

これからの事は正直言えばこれといって決まってなくて。
さすがに次はまた1年後とかにならないよう頑張るけど、いつになるかが分からない分、じっくり聴いてもらえると嬉しい。
で、聴いてく上で何か思ったら、気が向いた時にでも感想を言ってくれるとそれもまた凄く嬉しい。
例えば去年「WEAKNESS」への反響があった事から「煙と唾」のMVを作る事になったり、あと楽曲を作るモチベーションになったり、一声の力ってとても大きいので。
そして一番はやっぱり、アルバムを聴いて何を思うのかとても気になるから、いつでも良いので宜しければ是非。

歳を重ねたり、新しい机と椅子を探したり、環境を変えようとしたり(模様替えレベルながら)、何だか今日は1日目って感じだった。
何に対しての1日目か分かるようで分からないけど、取り敢えず引き続き暮らして確かめようと思う。
長かれ短れ、今日からまた始まった日々が、区切られる頃に素晴らしいと思えるようでありたい。

今後ともGhost like girlfriendを末永く宜しくお願いします。

2018.7.26.AM6:10

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