Ghost like girlfriend

TestifyColumn

2019.3.9.PM18:24

ワンマンから早くも2日。
改めてお足元悪い中ご来場頂き、本当に有難うございました。
ライブの感想をTwitterやインスタグラムで読ませてもらっていて、楽しんでもらえて良かったなと胸を撫で下ろす反面、「こんな事あったっけ」と思ったりする事もある。
今もそうだし、終演から2時間後の打ち上げで色んな人に「俺歌ってました?」と聞いてしまうくらいには夢見心地だったし、あまりにも現実離れした特別な時間過ぎてふわふわしている。

前日は星野源さんとか三浦大知さんのライブDVDを観まくり、「たりないふたり」のシーズン1を観て、21:00過ぎに寝ようとするも眠れず(単純に早すぎた)、ラジオを聴きながら結局いつも通り24:00とかそれくらいに寝て、朝10:00に起きた。(結局寝すぎた)

で、シャワーを浴び終わると洗濯し忘れた事を思い出し、ノーパンで近所のスーパーに行って適当なパンツとりんごと玉ねぎを買って帰宅、洗濯しながらオニオンスープと焼き林檎を作って、14:00頃に渋谷に降り立った。
多分緊張のピークはWWWへ向かうまでのこの辺りで来て、到着する頃にはいつも通りの鼓動になって、リハーサル。
「どうなるんだろう」と思いながらも、楽しみだという気持ちがあからさまに勝っていた。

夜に「SONAR MUSIC」の放送があるというのに、たくみさんが駆けつけてくれたからお話したり、当日カメラマンを担当してくれた神藤さんと久々にお話したり、楽しんでいたらあっという間に開場時間に。
未だ本当に人が来てくれるのかと内心疑っていた俺に、別仕事やコンビニ帰りのメンバー・スタッフさんが「人がめちゃくちゃ待ってるよ」と聞いて、胸を撫で下ろして、その拍子に胸のうちに掲げてた疑いも外した。

開場。
楽屋から人が増えていく様を見つめながら着替えて、スタッフさんから呼び出されるのを待った。
凄まじい緊張が押し寄せない事、むしろ早く早くと急かすように待ちわびている自分に心配になる程驚いていた。

舞台袖に立って、SEが流れる。
メンバーと一人一人握手して見送って、遅れて自分も出て行く。
凛とした感じというか、格好つけた感じで現れようと思ったけど、あんなに大きな拍手を向けてもらえた事が嬉しくて、つい笑ってしまった。
普段のように皆と向き合おう、そういう気持ちにさせてもらったところに「sands」のイントロが轟音で鳴り響いた。

2019.3.9
「WWW-WEAKNESS,WITNESS,WINDNESS-」

1.sands
2.(want)like(lover)
-MC-
3.Tonight
4.煙と唾
5.cruise
-MC-
6.雨降る夜にさよならを
7.room
8.you’re my mirror
-MC-
9.fallin’
10.shut it up
11.Othello
-MC-
12.髪の花
13.raining like hell

enc.Last Haze

一瞬だった。
間違いなく人生で一番早く過ぎ去った時間だった。
「一番好きな曲がきた!」という事なのか、一曲やる毎に色んなところで色んな人が少し飛び跳ねてたり「おお〜〜〜」という顔をしてくれていて、凄くそれが可愛かったし嬉しくて。
終始楽しかったけど「髪の花」では目に映る人が結構な割合で泣いていて、もらい泣きしそうになったり、凄く人間味のある時間だった。

なるべく一人一人を見ながら歌ったり話していたんだけど、皆好きな服や音楽があったり、誇りに思える仕事に就いていたり、もしくはそれに就こうと励んでいたり、「これが好き」って基準がしっかりあった上で色んな選択肢を選んだり、見聞きしたりしていそうな素敵さがありそうな人ばかりで。
そんな人たちにずっと自分の音楽や、あの日の時間を過ごす事を選んでもらえてたのかと思って、凄く嬉しかった。
色んな嬉しさがずっと押し寄せていて、あまりにも幸せだった結果、終始何となくにやついてしまったけど許してやって欲しい。

素晴らしすぎる時間をくれて、本当に有難うございました。
恩を返すつもりが、沢山募ってしまった。
でも諦めずに返そうと尽力する所存なので、これからも末長く宜しくお願いします。

差し入れやプレゼントも両手に抱えきれないくらい貰って、とても嬉しかった。
手紙も沢山有難う。
昨日の夜に家でまじまじと一つ一つ見ていたら、差し入れなのかスタッフさんかメンバーのなのか、食べかけのチョコボールが入ってて笑った。
途中で食べるの飽きちゃったのかな。
残りの全部美味しく頂きました。

そしてアンコール(呼んでくれて有難うね)で発表した通り、6月19日に1st full aibum「Version」を発表します。
昨年末から本格的に取り掛かって、1月末から2月に掛けてずっとレコーディングしていて、そして明日マスタリングという作業を以って完成する。
一生ものになるようにと心がけて作ったのもあって、凄く広いというか、色んな顔を持つ素晴らしい作品となってくれた。
ライブ当日もそうだし、移動中や何気なく音楽が聴きたくなった時には真っ先にこのアルバムのミックスを聴いている。
明日から完成品を聴けるのが嬉しい。

これまでのミニアルバム3枚はラストラムというところから出させてもらっていたけど、この「Version」からユニバーサルミュージック・EMI recordsと手を組ませてもらう。
とは言っても担当の渡辺さん(通称ナベさん)が「うちでやれたら」と初めて会いに来てくれたのが2017年の9月。
「Before sunny morning」をリリースする前日だった。
他にも何人かからお声がけを頂いていたから、色んな人とお話させてもらって、その末にEMIを選ばせてもらって、年明けの「WITNESS」の制作から関わってもらっていた。
「WINDNESS」完成直後のタイミングで宮井さん(通称マミタス)がEMIに入社、制作チームに加わってくれて、「Version」の制作に取り掛かった。

だからこないだの発表は「新しい人たちと手を組みますよ」というよりかは、「実はこういう人たちとも随分前から手を組んでいました」というネタばらしをした気分だった。
ラストラムにも引き続きお世話になるし、ラストラムともEMIとも何気に長い付き合い。
これからも宜しくね。

アンコールで披露した「Last Haze」は今までで一番難しい曲というか、単純にキーを高く設定した。
これから年を取った時に声が出なくなったら下げれば良いし、おじいさんになっても原キーで歌えたならそれはそれで格好良い。
一緒に年を取れるような曲にしたいと思って作ったから、どう転んでも美しさが垣間見られる楽曲になったと思う。
これから色んな場所で歌っていって、育めたらナイスだよな。
1サビ終わりに轟音で鳴り響くギターはナンバーガールの「透明少女」を意識した。
EMI愛みたいなものも箇所箇所で入っているアルバムなので、お楽しみに。

夢を一つ叶えさせてもらった。
WWWのステージから見た景色、あれは正しく長年見たかった景色だったし、死ぬ間際を飾るにはあまりにも適していた。
だけどまだ叶えたい事が沢山ある。
明日死んでも良いなんて、全て叶うまで無しにしようぜ。

2019.3.9.PM20:26

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